離婚にはパワーが必要?
離婚経験者の話を聞くと、離婚は結婚する時よりもパワーが必要だといわれているようですが、実際には特に苦労することなくスムーズに離婚できたという人も少なくありません。
逆に、考えられないほど心身ともに疲労した、という人もいるようですので、離婚における苦労は人それぞれで異なるということなのだと思います。
離婚には大きく分けて2種類あり、ひとつは「協議離婚」、もうひとつは「裁判離婚」と呼ばれるものです。
協議離婚は、前述した「苦労の少ない離婚」をした人が当てはまるかと思いますが、双方の合意があって離婚をすることを協議離婚といいます。
逆に、双方の同意が得られず一方が離婚をかたくなに拒否した場合は、離婚調停という裁判が行われ、その裁判によって離婚するケースが「裁判離婚」です。
裁判離婚の場合、まず離婚調停の申し込みをするのですが、調停の間に双方で離婚の意思が固まった場合は、裁判離婚のうちのひとつである「調停離婚」となります。
調停の間も片方が離婚に同意しなかった場合、または調停が適切な離婚へのステップではないと判断された場合は、手続きをして審判を受け、「判決離婚」が成立するという具合です。
離婚届の書き方について
離婚にあたって財産分与が必要な場合、またはお子さんがいて親権をどちらが持つかということなどで話し合いがうまくまとまらない場合は、離婚においてかなり消耗してしまいますが、離婚の手続きにあたっては「離婚届」を提出するだけのごく簡単なものです。
ただ、協議離婚の場合はそれぞれが離婚届に必要事項を記載して提出するだけでよいのですが、裁判離婚の場合は法律で決められた書類を添付して提出しなければなりません。
裁判離婚は離婚成立までも疲労しますが、こうした手続きにおいてもワンステップ多いのですね。
離婚届の書き方は難しいものではありません。
書き方の例もありますので、それを見習って記入すればよいだけなのですが、その中で今後の戸籍について選択する場所があり、そこは注意する必要があります。
結婚したときに姓が変わった人は、離婚後に旧姓に戻すか、結婚後の姓のまま独身になるかを選択します。
結婚後の姓を引き継ぐ場合は、自分1人の新しい戸籍が自動的に作られるのですが、結婚前の姓に戻す場合は、もとの戸籍にもう一度入るか、旧姓で1人の戸籍を新たに作成するかを選択する必要があるのです。
この戸籍の選択については、その人の状況によってどちらがよいかが変わってきますが、子供がいて自分の戸籍にお子さんを入れたい人などは、新しい戸籍を作るケースが多いようです。
こうした点で離婚にもいろいろな手続きが発生しますが、不明な点は役所の人に確認すれば丁寧に教えていただけます。
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