SEOコンサルティングサービス契約書について
検索エンジンに対して最適化を行ない、検索順位を上げるのをSEO(検索エンジン最適化)と言います。
このSEOのコンサルティングを依頼する時に契約するのが、SEOコンサルティングサービス契約書です。
契約すると、その契約サイトの順位を目的のキーワードで上げるように努めます。
そして順位が上がれば、その順位に応じて追加で報酬を支払う場合もあります。
最近は単にSEOを行なうのみならず、マーケティングや運用サポート、サイト制作から更新などと総合的に行なうコンサルタント企業も増えてきました。
中には個人でコンサルタントを行なったり、リスティングサービスに特化して行なう人もいますが、多くは専門企業に依頼することになります。
SEOコンサルティングサービス契約を交わす場合のポイント
・趣旨
SEOコンサルタントサービス提供者は、契約相手が指定するキーワードでGoogleやYahooでの検索結果で、指定ウェブサイトが上位に表示されるように、SEO対策を行ないます。
コンサルタントサービスを受ける者は、コンサルタント企業に対し、その対価を支払います。
これは月額固定か、成果報酬なのかは、そのコンサルタント企業のサービス料金形態で違ってきます。
・オプション
SEOサービスのオプションとして、サイト制作を行う場合には、制作物の納入期日や著作権の取り決め、サイト素材やテキストの提供を受ける側が負担する義務を、契約書に明確に記載します。
SEOサービスのオプションとして更新業務が伴うならば、毎月の更新回数や1回における更新ページ数、更新依頼から更新までを行う期間などを明確にします。
その他にもSEOサービス提供に伴うオプションの範囲を契約書に明確します。
・順位保証
SEO対策を行う上では、順位保証を設けるのかどうか、または思うように順位が上がらない場合の対策を明確にします。
中には順位保証を行い、順位が上がらない場合は追加料金なしという場合もあります。
・同一キーワード
SEOサービスを提供するなら、サービス提供者が、同一キーワードを同業他社と契約する範囲を定める場合があります。
・対価
対価は、月額固定額か成果報酬型なのかを明確にします。
オプションの関係で、月額費用とは別に他の料金が発生する場合は、それも契約書に明確に定めます。
・免責
SEOサービス提供者の免責事項も記載すべき重要な項目です。
順位保証はしていない、売上増加を保証しない、などを契約書に明記します。
また検索エンジンの更新によって順位が下がることもありますので、順位保証を行なうというのはなかなか難しいことであり、保証しない方が良い場合もあります。
ビジネスパーソンなら必ず知っておきたい契約書の知識、管理方法などお伝えします。
セキュリティ対策を正しく行い契約書を管理しましょう。
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