Webサービス利用規約について
Webサービスの利用者が遵守すべき事柄を記載しているのが、利用規約です。
そのサイトをユーザーが利用するにあたって、守るべき事柄や禁止事項、違反時の罰則などを記載しています。
利用規約を設けることは、サイトサービスを円滑に提供し、ユーザーも円滑に利用することを目的としており、サービス提供者の行なうこと、ユーザー利用者の行なうこと、そして個人情報の取り扱いなどについて記載します。
多くの場合は、個人情報は第三者に漏らさないとの記載もあり、これによってユーザーはサイトを安心して利用できます。
利用ユーザーに対しては、通常はサイトのページを設けて利用規約を記載し、文書っで配布することはまずありません。
利用規約は、そのサイトの利用ユーザーが無料会員登録をしたり、サイトのサービスを利用すると、同意した物と見なされる旨も記載されますので、利用すれば無条件で同意したものとなります。
Webサービス利用規約は法的拘束力が発生すると、当然ユーザーは違反すると罰則となります。
利用規約作成のポイント
Webサービス利用規約を作成する場合は、以下のポイントとして規約に盛り込むのが一般的であり、サイトを守る意味もあり安全です。
利用規約がないと、利用ユーザーが何をしても罰則はなく、サービスなどをそのまま真似されて利用される危険もあります。
小さなサイトから大手サイトまで、利用規約は多くのサイトで記載されています。
・利用規約の範囲や規約を変更する場合のこと
・サイトサービスが会員制である場合には、入会条件や退会条件を記載
・サイトサービスがIDやパスワードを用いてログインして利用するなら、IDとパスワードの管理について
・サイト利用者の利用できる範囲と禁止事項
・サービスの利用料金や支払方法、さらに延滞利息について
・サービス提供者への免責事項、規約違反者への対処
・個人情報の取り扱い
・ユーザーによる責任はサイト管理者が負わないこと
これらが利用規約に盛り込むポイントの内容です。
利用料金については、別に規定する場合もあります。
利用規約を作成するとなると、これは契約規約や保険の免責事項などのようになり、何十項目となりますので、文書は自然と長くなります。
制作した後は、よく見直し考えて不備がないか確かめましょう。
そして、サイト管理者と利用者という2つの立場のものがいますので、規約では何に対して、どちらのことを言っているのか明確にしない、あとで問題となり大変です。
もしも利用規約を作成するとなると、多くの大手サイトでは利用規約を設けていますので、そのようなサイトの規約を参考にして制作すると作りやすく、また内容に漏れもなくなり良いでしょう。
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